2020年版確定申告の手続きは4パターン!
期限が延長したとはいえ、確定申告は確実に迫ってきます。
申告する方はお早めにご準備を。
初めて申告する方は、どのようにすればいいかよくわからない方ばかりだと思います。
国税庁のホームページなどを見ても、よくここまで難しく作るなあ、と逆に感心してしまいます。
ネットで調べればいくらでもやり方が出てきますが、電子申告などは古い情報もあるので
しっかり調べてから作成しましょう。
目次
手続きは4パターン!
手続きとしては以下の4パターンがあります。
① 税務署に行って作成し、その場で提出
② 自宅のパソコンやスマホで作成し、紙で印刷し税務署へ提出(郵送可)
③ 自宅のパソコンやスマホで作成し、電子申告
④ 税理士に頼む
どれも一長一短です。パソコンの得意不得意や日頃の忙しさに応じて、自分に合ったやり方で申告しましょう。
① 税務署に行って作成し、その場で申告
まず昔からあるやり方、税務署での申告です。一番オーソドックスなやり方で、かなりの方がこの方法で申告しています。
メリット
● PCが不慣れでも大丈夫。
● 税務署で相談に乗ってもらえる。
デメリット
● 移動時間・交通費がかかる
● 資料を忘れた場合、何度も取りに帰ることとなる。
PCが苦手な方や、初めての申告で不安な方はこの方法がいいと思います。
ただ移動時間と資料準備によりかなり時間が取られます。
② 自宅のパソコンやスマホで作成し、紙で印刷し税務署へ提出(郵送可)
PCがある方・申告が単発の方はこちらがおすすめです。スマホでの作成については、去年はほとんど使い物になりませんでしたが今年は申告できる条件は増えました。それでもスマホ版では使えない条件も多いため、すべてのパターンを網羅しているPC版をおおすすめします。
メリット
● 税務署へ行く必要がない
● 事前準備が不要
デメリット
● 郵送の手間がかかる(返信用封筒と控えを入れる!)
費用・時間の観点から、申告が今年だけの人は間違いなくこの方法がベスト。わからないことがあれば問い合わせで教えてもらえます。
③ 自宅のパソコンやスマホで作成し、電子申告
国税庁が推奨しており、毎年電子申告の割合は増えております。
事業者など毎年申告をする方はこの方法がおすすめです。
メリット
● 税務署へ行く手間や郵送が不要
● 添付書類の省略あり
● 24時間受付可能
デメリット
● ID・パスワード方式の場合、最初に免許証等を持って税務署に行き、IDを発行してもらう必要あり
● マイナンバーカード方式の場合、マイナンバーカードの作成とICカードリーダーの購入が必要
ネットだけで登録できれば一番いいのですが、結局税務署に行ってIDを取得するかマイナンバーカードとICカードリーダーの取得が必要なので、やはり面倒です。毎年申告する方であれば初年度の準備が完了すれば来年からの申告はネットから簡単にできます。
④ 税理士に頼む
最後は税理士に頼むことです。忙しくて申告する暇がない、事業をやっていて作業量が多い方はおすすめです。
メリット
● 書類をそろえれば丸投げできる
● 節税のアドバイスをもらえる
デメリット
● 費用がかかる
● 税理士を探すのが面倒
やはり費用がかかることがネックです。申告内容によりますが、数万円~十数万円かかりますので費用対効果を考慮しての判断となります。
ただ税理士はプロですので、節税額が報酬以上になることもあります。
田雄一郎会計事務所では簡単な相談であれば無料で受けておりますので、お気軽にお問合せください。
まとめ
以上、4つの方法から自分に合ったやり方で申告しましょう。
申告のポイントは今後投稿していきますので、定期的にチェックしていただければ幸いです。
それでは
大阪本町の田税理士