大阪府休業要請外支援金が決定!休業要請から外れていた事業者は要チェック

令和2年5月27日に、大阪府から休業要請「」支援金の支給が決定しました!(売上前期比50%以上減少)

もともと「休業要請支援金」といって、休業要請が出ている業種(飲食店・ライブハウスなど)に対する支援金はありましたが、休業要請から外れていた業種(製造業・建設業など)についてはどれだけ売上が下がろうと支給されませんでした。

しかしコロナの影響は休業要請が出ていない業種にも及び、その影響で売上が大きく下がっている企業も多いです。

今回の支援金はその休業要請から外れていた法人・個人について支援されるものです。

目次

支給額

府内に1事業所2以上の事業所
中小企業50万円100万円
個人事業25万円50万円

売上の減少額などは関係なく、一律の金額です!

要件

① 令和2年3月31日時点で大阪府内に事業所を有していること!

休業要請支援金の場合は「本店が大阪」の記載がありましたが、今回はその記載がありませんので本店が大阪以外でも事業所が大阪府にあればOKです!
つまり前回の支援金で本店が他県にあり支給を受けることができなかった飲食店なども、今回の支援金の対象です。

② 令和2年4月又は4・5月平均の売上が前年同期比で50%以上減少!

③ 「休業要請支援金」の支給対象でないこと!

休業要請を受けた業種については、休業の有無に関わらず支給対象から外れることとなります。(100㎡未満で休業していない場合は対象)
このあたりは休業要請外支援金ホームページのQ&Aや問い合わせなどで当てはまるか事前確認をしておきましょう。

手続きの流れ

① 休業要請外支援金ホームページから申請情報を入力します。(5月27日~6月30日)

② 受付番号をメールで受け取る

③ 受付完了後に申請書等がダウンロードできるので印刷

④ 必要事項を記載・押印後、レターパックライトで事務局へ郵送(住所はホームページで確認を)(6月1日~30日消印有効)

「持続化給付金」や「東京都感染拡大防止協力金」はweb申請のみで完結しますが、今回の支援金はレターパックライトでの郵送のみですので注意!
レターパックライトは郵便局や一部コンビニで370円で購入できます。
レターパックプラス(520円)では受け付けていません!受け取る方が面倒だから!

提出書類

〇 休業要請外支援金申請書

〇 誓約書・同意書

〇 直近の確定申告書(許認可が必要な業種は許認可証も)

〇 売上の減少が比較できる書類(試算表など)

〇 建物の確認資料(所有の場合は登記簿謄本のコピー・賃貸の場合賃貸借契約書のコピー)

〇 建物の外観・内観・看板表示の3点の写真

〇 本人確認書類(免許証など)の写し(法人は代表)

〇 振込先口座の通帳コピー(1ページ目も)

これらに加え、個人の場合は「専門家による申請書類事前確認書」も必要で、税理士等の事前確認を受けてくださいとのこと。

大阪府から直接報酬が支払われるため、無料で確認いたします。

確認のご依頼はお問い合わせページまたはお電話(06-6586-6745)より

持続化給付金との併用可

この支援金は、持続化給付金との併用可能です。

持続化給付金は2020年1~12月のうちいずれかの月の売上が前期比50%以下であれば対象です。

よって、大阪府休業要請外支援金の対象となれば、持続化給付金もほぼ対象となります。

申請漏れがないように!

申請は6月30日まで!

売上を集計するにはかなりタイトなので、急いでご準備を!

大阪本町の田税理士